生灰の測定

飼料中の灰分の測定方法

定義としての灰の決定;飼料中の有機物を全て高温で燃焼させた後に残る無機物残渣を計算する工程です。

飼料は水と乾物で構成されています。乾物は、有機部分と無機部分で構成されています。飼料中のタンパク質、油、セルロース、デンプン、砂糖などの栄養素は有機部分を形成します。カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、塩（NaCl）などのマクロ元素と、鉄、銅、亜鉛などのミクロ元素が無機部分を構成しています。

燃焼の結果として残る灰のすべてが無機物質と見なされるわけではありません。えさのなかだから・・・土、砂、ほこりなどの要素で見つけることができます。そのため、得られる灰の量を生灰と呼びます。

一般的に、飼料の灰分は多くても10%程度が目安です。動物由来の飼料では、この値は最大 20% になり、飼料で管理する必要があるパラメータです。

生灰の測定については、ここをクリックしてください。