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ISO 21149 - 好気性中温性細菌のカウント

ISO 21149 (化粧品 - 微生物学 - 好気性中温性細菌の列挙と検出)

ISO 21149 - 好気性中温性細菌のカウント

化粧品で実行される微生物学的分析の主な目的は、製品の保存期間と開封プロセスで発生する可能性のある変化を判断することです。化粧品の微生物学的分析の範囲内で、化粧品で求められる微生物は次のとおりです。

  • 好気性中温性細菌
  • 黄色ブドウ球菌
  • 酵母とカビ
  • 大腸菌
  • カンジダ・アルビカンス
  • 緑膿菌

前述の「大腸菌」は、化粧品に求められる微生物であり、ガイドラインには含めたくない微生物です。大腸菌は人間や動物の腸に存在し、食品や化粧品に含まれていることは、生産が非衛生的な環境で行われていることを示しています。

大腸菌が人体に入ると、さまざまな健康障害を引き起こします。このため、化粧品に大腸菌が存在することは望ましくありません。大腸菌の増殖は、特に賞味期限や開封時に人の健康に悪影響を及ぼす状況です。

上記のガイドおよび関連規則の範囲内で、「化粧品中の大腸菌の検索」は、認定および認可された Nanolab 化粧品分析研究所で実施されます。 

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